日本公証人連合会の統計によりますと、公証役場で作成する「公正証書遺言」の件数が増えています
以下のデータをご覧ください

公正証書遺言作成件数
平成19年74,160件
平成20年76,436件
平成21年77,878件
平成22年81,984件
平成23年78,754件
平成24年88,156件
平成25年96,020件
平成26年104,490件
平成27年110,778件
平成28年105,350件

平成23年と平成28年は前年に比べ減っていますが、平成23年は東日本大震災、平成28年は熊本地震が発生した年であり、その反動からか東日本大震災の翌年の平成24年はそれまでの増加ペースを上回る約1万件の増加となっています

データから見た通り、遺言書を作ることに関心を持ち、抵抗がなくなっていることは明らかなようです
思いとしては「子供に死後の迷惑をかけたくない」「自分が亡くなっても仲良く暮らしてほしい」など、さまざまですが、いずれにしろ財産の多い少ないにかかわらず、遺言書を残しておく方が増えてきています